住宅ローン専門FPの中野庸起子です。

住宅ローンの金利が史上最低基準を維持していますが、今年に入っての株価の上昇などの影響で今後住宅ローン金利も上昇するのではないかとささやかれています。
そこで今借りている金融機関から他の金融機関へ「借り換え」をしてはどうかと考えているローン利用者が多いようです。しかし借り換え時には保証料や登記費用が多額にかかりますし、また団体信用生命保険への加入時の告知を再度行わなければならないなど、手間と費用がかかります。そこでよくみなさまに提案するのが、変動金利から全期間固定金利や固定金利選択型への金利種類を変更すること、および現在の金利を少しでも下げてもらうよう交渉することなどの「条件変更」のススメです。後者はいわば金利を値切ることです。
これらができるのは、それまで住宅ローンと他のローンの延滞が一度もないこと、継続的収入があることが原則条件です。
今後金利上昇が懸念され、金利リスクを負いたくない人が、同じ金融機関で変動金利から10年固定金利の商品へ変更手続きをし、変動金利1,75%を10年固定金利1.7%(優遇金利適用)に条件変更を成功させた事例があります。また、金利3.5%の全期間固定金利を1.8%下げて1.7%になったかたもいらっしゃいます。借り換え前にまず「条件変更のススメ」を思い出し、現在借りている金融機関において、もっと有利な借り方はないかを検討してください。