みなさん、日本版401Kと称される「確定拠出年金制度」はご存知でしょうか。今日は、会社としてこの制度を導入すると、どのような優遇があるのかをご説明します。

  確定拠出年金制度(DC)は、企業が従業員のためにお金を拠出して、そのお金を従業員が預金や投資信託、保険などによって老後の資金作りをするものです。この拠出されたお金は、いくつかの税制優遇があることが目玉で、そのうちもっとも大きいのが、確定拠出年金として老後資金作りにまわしたお金の全額所得控除が受けられるということです。たとえば

 ・毎月2万円積立て 合計24万円
 ・積立額全額が所得控除、住民税控除
 ・所得税10%なら、24,000円の税軽減
 ・住民税も、24,000円の税軽減

つまり合計48,000円も税金が軽減される可能性があります。

  じぶんで作る老後資金の代表格である個人年金保険だと生命保険料控除によって6,800円(平成24年以降の契約)だけの税軽減ですから、確定拠出年金は実はこんなにお得なんです。このような確定拠出年金を利用せずにもらった給与のなかから積立しても、税軽減という制度は受けられません。


更にお得な選択制確定拠出年金
そして、この確定拠出年金のお得さがあり、かつ他にもお得である「選択制確定拠出年金」という制度もあるのです。
  この選択制確定拠出年金(選択制DC)とは、普通の確定拠出年金のメリットだけではなく、普通のDCではありえない、企業側にも従業員側にも「社会保険料削減」という大きなメリットが実現するものです。
  選択制確定拠出年金では、追加の資金の拠出をする必要はなく、社員が自分の給与の中から拠出する金額を決定します。また、社員が拠出するかどうかを個人ごとに決めることができるのです。よって会社及び社員双方に社会保険料の削減のメリットがあります。  この制度を日本で初めて導入したのがユニクロです。こんな確定拠出年金制度があるということを、ぜひ知ってもらいたいものです。
  今働く世代の老後資金の効率的な積立てと、会社と社員の社会保険料削減、これらが実現できるのが『選択制確定拠出年金』です。超高齢化社会が到来します。年金をあてにせず、じぶんで年金作りましょう。